こんにちは!
佐藤美幸です。
今回は「孤独死」のお話です。
孤独死のあとの手続き
北海道営住宅の入居窓口の仕事をしていた
とき、孤独死が年に数回ありました。
ご遺体は、死因を特定するため警察の検死に
廻されるので、その間に亡くなった人の
ご遺族を探します。
同居人はいないので、どこかにいるご遺族を
見つけないと、お葬式も火葬もできない
からです。
入居時の調査表で探すのですが遠くにいて
ご遺体を引き取れないとか、すでに親戚が
亡くなられていて引き取り手がいないと
いうこともあります。
この場合は市町村が火葬することになり、
ご遺骨は共同墓地に入ることが多いです。
孤独死のあとの遺品整理
孤独死で一番問題になるのは
遺品です。
引取り手がいない場合は廃棄処分となります。
昨日まで使っていた品物がゴミとなるのは
悲しいものがあります。
独りで暮らしているひとは、荷物の整理が
大切だと思います。
他人には判らないけど自分だけが知っている
思い出の品、人には見せられない品は
シッカリ自分で整理するべきだと思います。
大切な品を棺にいれる場合は小さい箱に
「棺にいれるもの」と書いて準備します。
友人に渡せるものは今から渡すことを
考えてみてくださいね。